辻よし子と歩む会
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2022.03.26
3月議会が終わりました!

辻よし子です。

昨日、3月議会が終わりました。
最終日としての一通りの審議が終わった後、もう一つ大きな山場がありました。

兼ねてから様々な問題を指摘してきた引田駅北口土地区画整理事業についてです。
この事業では、経費削減のために造成工事等を一括して1社に委託することになりました。
5年半の長期に及ぶ多額の契約となり、市町村レベルではあまり例をみない契約です。総額8億7560万円。
ところが、新たな工事や工事内容の変更が生じたとのことで、さらに約1億5千万円の追加の契約変更が議会に提案されました。

議会初日に審議され、私を含む4人が反対をしましたが、賛成多数で可決されました。

しかし、審議において納得のいかない点があったため、情報公開制度を使って契約書を調べたところ、
なんと、議会での説明や答弁が事実と異なっていたではありませんか!!

水道の本管から各宅地に枝管を引く工事費約5000万円についてです。
市の説明では、「東京都の水道局が工事するものと思っていたので、当初契約に入れていなかった」とのことでした。
ところが、当初契約書を調べたところ、最初から枝管の工事費が契約に含まれていたのです。
そもそも水道局が工事をすると思い込むというのが不思議で、事前のヒアリングを含めて何度も確かめた内容です。
単なる言い間違いではなく、虚偽説明と言って過言ではないでしょう。

この事実が明らかになったことから、既に議決された議案ではありますが、最終日に行政側から説明の訂正と経緯説明および謝罪がありました。
議会としては異例なことです。
私としては、なぜ虚偽説明に至ったのか、その原因をはっきりさせて欲しかったのですが、
管理職の監督責任が十分出来ていなかったという答弁に留まりました。

今回は、私だけではなく、他2会派の議員が現地に赴いて現場職員から契約変更の内容についてヒアリングをしています。
現場をよく知っている職員であれば間違いようのない内容であり、虚偽説明をした職員の責任についても検討するよう、市に求めました。
市職員との信頼関係に係わる重要な問題です。

さて、ここで問題となるのは、二重契約になっていないか、ということです。
なにしろ当初契約入っていなかったと説明していた工事が、実は、当初契約に入っていたのですから。
そこで、関連する書類を情報公開請求して内容を調べてみました。これにはかなりの時間を要しました。
というのも、工事箇所を記した図面があまりにもいい加減だからです。

一番驚いたのは、地権者が私費で設置することになっている水道管まで、契約書類の図面に載っていたことです(!??)。
しかも、資料の図面上では私費と市費の区別がつきません。
「あくまで参考に載せただけ。実際は同じ業者が工事をするので」というのが市側の言い訳ですが、
市の書類に載せるのは不適切であり、これでは、私費の分まで市が発注しているのではないかと疑われても仕方ありません。

他にも、最初の契約で工事が済んでいるはずの宅地が、追加で再度工事をすることになっていたり、
図面上、削除しなければならない設置地点がそのまま残っていて、2重に設置するような表記になっていたり・・・・。
この間、ひとつひとつ担当者に問い合わせ、二重契約になっている場所がないかチェックをしました。

それでも全てがチェックできたどうか分かりません。
そこで、昨日、「二重払いや個人分の肩代わり等、不適切な契約内容がないと責任を持って言えるのか」質しました。
市では、複数の職員で点検し、そのようなことは無いと確認できたとの答弁でした。

話はこれだけでは終わりません。

水道管の件を確認するために取り寄せた資料の中に、とんでもないものが見つかったのです。
事業地内で発生した土を複数の地権者に頼まれて、市内、市外それぞれの私有地までトラックで運んでいた事実が分かりました。
中には4tトラック73台もの土を運んでいるケースも!

工事現場で発生土については、東京都のガイドラインに沿って処理することが契約書にも書かれています。
明らかにルールに反する行為です。
しかも、確信犯と言えるのは、「発生土」と記すべきところを「客土」と記し、まるで外から持って来た土であるかのように装っていることです。
さらに、ガイドラインの基準値(対象になる値)を超えていることが分からないようにしたかったのか、運搬量の少ない分だけしか量を記載していません。

市の答弁では、「客土」ではなく「発生土」であったことを認め、東京都のガイドラインに外れた行為であるため、
今後の取扱については至急、都と協議をして決めるとのことでした。

ルール違反はもとより、一部の地権者に便宜を図るために税金が使われるようなことがあってはなりません。
業者への支払いはこれからになりますので、この運搬費については予算の執行を停止し、
事業費として支出することの是非を検討すべきではないかと述べました。
また、不適切な契約内容を正し、修正した契約変更額にもとづく契約変更の議案を改めて次の議会に上程するよう求めました。

他にも一部の地権者に便宜を図ったと思われる内容と、契約書類の間違いや答弁の誤りを指摘しました。

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