辻よし子と歩む会
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2020.09.26
区画整理事業の補正予算の審議

辻よし子です。

昨日は決算委員会終了後に、初日に保留になった区画整理事業の補正予算の審議がありました。

初日に、資料として提出された「資金計画」に、おかしいなぁ~と思う箇所があり質問したところ、
市側が答弁できず、保留になりました。結局、「資金計画」に複数の誤りがあったことが分かり、
昨日の議会では誤りの内容が説明された後、続きの審議がおこなわれました。

誤りの起きたそもそもの原因は、議会に間に合わせるために慌てて資金計画を作ったためではないかと思います。
事前に何度も要求した末にやっと出てきたのが、今回の資金計画です。

昨年10月に就任した新市長は、事業の見直しを掲げたものの、結局、事業計画はそのままで再開されることになりました。 
今回の補正予算は、実質的に再開の第1歩となる予算ですから、今の社会状況において本当に当初の予定通りの事業が進められるのか、
先を見通して判断しなければなりません。そのための資金計画がいい加減な物では、お話になりません。
昨日提出された資金計画には、さすがに計算上の誤りはないと思います。しかし、私としては、納得のいく資金計画ではありませんでした。
なぜなら、国と都からの補助金も保留地処分費も、非常に楽観的な試算に基づくものだからです。

すでに昨年度、国都の補助金が25%減額されました。まだ、コロナの問題が起きていない時です。
今後もある程度の減額を見越して予算を立てるのが普通ではないでしょうか。
ところが、市の資金計画は、来年度以降、満額もらえるという予想に基づく計画です。
そこで、「もし、来年度以降も25%減額になったら、全体で市の歳出はいくら増えるのか」と質問しました。
答弁では「約5億円にのぼる」とのことでした。

さらに「仮に補助金が25%に減らされた場合、その年の工事を25%翌年度以降に後遅らせれば、
トータルとしての補助金は100%もらえるのではないか?」と質問しました。
すると、その通りであるとの答弁でした。

この事業に最初から賛成している会派からは、地権者のために一刻も早く事業を進めるべきだという強い意見が
毎回のように出されています。確かに、地権者の多くが高齢であることを考えれば、その通りです。
しかし、事業を早く進めるためには市の財政的負担がさらに増える可能性がある、ということについては、
一切、議論されていません。市側もそのことを、聞かれなければ明らかにせず、資料は一切出しません。

現実を見ず、甘い予測のもとにイケイケどんどんで進めた結果、市の財政負担が増えれば、
そのしわ寄せは必ず市民生活に跳ね返ります。
特に少子高齢化進み、コロナの経済への影響が懸念される中、そんな無責任なことで、議会は許されるのでしょうか。
昨日の審議では、そのことを強く訴えましたが、区画整理事業の再開に賛成する議員からは、その点については何の意見もなく、
結局、賛成多数で補正予算は可決されました。
反対したのは私と共産党だけでした。

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