辻よし子と歩む会
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2020.03.26
選択的夫婦別姓制度の導入

辻よし子です。

昨日の本会議で、選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(下の画像)が、若干1名を除く賛成多数で採択されました!



3月議会に向けて、私が提出者になり、共産党3名の賛同をいただいて議員提出議案として提出したのですが、
たまたま公明党さんも同じ内容で同じ日に提出されたことが、後から分かりました。
議会としては1本化すべきとなったため、どちらが提出者になっても結果は同じなので、提出者は公明党さんに譲り、私は賛成者に回りました。

意見書の文章は公明党案を基本に、私の意見も取り入れてもらいました。
私としては、男女平等社会の視点をもっと入れたい思いがあったのですが、議会で過半数の賛成を得るために意見書の文章は少し抑えました。
その分を以下の賛成討論に盛り込みました。

*****

議席番号2番 会派くさしぎの辻よし子です。
議員提出議案2-3 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書に賛成の立場から討論します。

夫婦同姓は、日本の伝統だとする意見がありますが、明治以前、氏を持っていた武家では、結婚後も女性は実家の氏を名乗っていました。
平民に氏が与えられたのは明治時代に入ってからですが、当初は、夫婦別姓で妻は実家の氏を用いることを規定していました。
夫婦同姓を規定するようになったのは、明治31年になってからです。
つまり、夫婦同姓は必ずしも日本の伝統とは言えないということです。

政府は、2015年10月の第189回国会の答弁書において、法律で夫婦同姓制を義務付けている国は、日本以外にないことを認めました。
世界唯一となった夫婦同姓制に基づき、実際に姓を変えているのは圧倒的に女性です。
2017年の人口動態統計調査によれば、結婚にあたって妻の姓を選んだカップルは、わずか4.1%だけです。
女性が実質的に仕事上の不利を被っているのが実態です。

世界経済フォーラムが毎年発表する男女格差指数において、2019年、日本は153か国中、過去最低の121位となりました。
世界が男女平等社会に向けて様々な努力をしている中、日本は完全に世界の流れから立ち遅れています。

2019年から、旧姓を住民票や運転免許書等で併記できるようなってきていますが、
銀行口座の開設や携帯電話の契約、納税手続き等、戸籍名でしか対応できないケースが多く、
旧姓と戸籍名を使い分ける煩雑さは解消されていません。

私自身も、通称を使っていた時期があるだけに、その煩雑さは実感を伴って十分理解できます。
現在は事実婚ですが、事実婚は子どもの出生届けや、子どもの姓の選択などにおいて、納得のいかない手続きを求められることが多く、
また、税制面でも不利な立場に置かれることが少なくありません。

これから社会に出て、活躍が期待される若い女性たちには、同じ苦労をさせることなく、
もっと自由にのびのびと、自分が希望する姓を使って、社会生活を送って欲しいと切に願い、本意見書の賛成討論と致します。


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