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2020.03.03
区画整理事業見直しに検討会議(第3回)
辻よし子です。
本日の午後、第3回目の引田駅北口土地区画整理事業・見直し検討会議が開催されました。
第1回目、第2回目の流れから、おおよその結論は見えていましたが、その予想通り、設計図は何も変えず、
工事の発注方法や街路の構造を工夫してコストダウンするというだけの「見直し」になりました。
敢えて言わせてもらえば、市のシナリオ通りに検討会議が始められ、そして、見事シナリオ通りに終わった、
ということです。
特に今日の会議は、予定調和的にわずか1時間で終了。
検討会議の予算は4回分ありましたが、今日であっけなく幕を閉じました。
3回の検討会議の所々で、専門家委員から「この事業のそもそもの目的は何か?」
「これまでどのような形で住民への説明がされてきたのか?」といった基本的な質問がされ、
市側はそうした機会に、ここぞとばかり事業の正当性を訴えました。
事業の見直しを目的とする検討会議であれば、本来、そこで専門家から鋭い突っ込みが入るはずですが、
専門家の先生方は、「それでよろしい」と聞き置くだけでオシマイ。
一体何のために質問したんだか・・・。
これまでの市の進め方に疑問を持ち、事業の在り方を含めて見直しに期待していた市民の思いは、無惨に打ち砕かれました。
さらに言わせてもらえば、そもそも新市長が「何のために」「何を」変えようと見直しを提案したのか・・・。
その目的と覚悟が不明瞭であったことが、こうした検討会議の結果につながったのかもしれません。
3月17日に予定されている私の一般質問では、見直し検討会議を傍聴して納得のできなかった問題点を、市にぶつけるつもりです。
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