+ + + あきる野市議会議員辻よし子の議員活動報告 + + +
2020.02.29
新型コロナ 議会は通常通り
辻よし子です。
新型コロナの影響を受け、市議会の延期や休会を決めた議会もあるようですが、
あきる野市議会は、昨日、議会運営委員会を開き、予定通り開催することを決定しました。
今、西多摩が緊迫した状況にあるわけではなく、1、2週間延期をしても全国的な状況が改善する見込みはなく、
むしろ会期を後ろにずらした方が、西多摩で発症例が出てくる可能性もあります。
他の市議会では、休会の理由として、「市職員や市議が感染し、市政の停滞につながることを防ぐ」ことを
挙げているところがありますが、市職員は、議会があってもなくても市役所内で仕事をしていますし、
議場が感染しやすい環境にあるとも思えません。
また、日頃の傍聴者が100人、200人という単位であれば、対応を考える必要があるかもしれませんが、
40席足らずの傍聴席が埋まることは滅多にありません。
昨日の議会運営委員会では、「首相による学校一斉休校の要請を重く受け止め、議会も対応すべき」との慎重論も出されましたが、
学校と議会とでは感染拡大のリスクが全く異なります。
もし、「学校が休校になっている、この非常事態において、議会を開くのはマズイ」と考えるとしたら、
単に社会の不安を煽る結果に繋がりかねません。
ここは冷静に、「感染症対策としてどうあるべきか」議会の対応を判断することが、むしろ議会の責任だと思います。
議会運営委員会で意見は分かれましたが、予定通り開催するという結論になって良かったと思います。
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