+ + + あきる野市議会議員辻よし子の議員活動報告 + + +
2017.10.07
第1回市民のプラット・ホーム「学校給食について話そう」
辻よし子です。
昨日、第1回市民のプラット・ホーム「学校給食について話そう」がおこなわれ、私も参加しました。
(2017年10月6日(金)14:00~16:00 場所:あきる野ルピア3階 参加費無料)
主催は、「くさしぎ・草の根市議と市政を考える会」( 略して「くさしぎ」)です。
くさしぎは、市民から市議会議員を出そうと2012年から活動して来た市民団体で、私もそのメンバーです。
議会における私の会派名と同じ団体名ですが、辻よし子の活動支援だけではなく、幅広い活動をしています。
当ホームページ内の「くさしぎ」コーナーは記載内容の更新が滞っていますが、今回の「市民のプラット・ホーム」を含め、活動を継続しています。
さて、その第1回のテーマは「学校給食について話そう」。
くさしぎのメンバーが描いてくれた可愛らしい手書きのチラシはこちらです(クリックで拡大)。
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学校給食を担当している市の職員の方々が、部課長さんを含めて4人来てくださり、
あきる野市の学校給食の現状と今後の計画について話してくださいました。
3つの給食センターはどこも老朽化していて、今後、新しいセンターを建設し、1つの集約されることが決まっています。
現在は、3つとも市の直営ですが、新しいセンターは、PFI方式(Private Finance Initiative民間資金活用方式)と言って、
民間事業者が自らの資金で施設を建設し、それを市に譲渡し、その後、市がその民間業者に調理等を委託する、という方式が取られることになっています。
昨日は、その概要の説明もありました。
参加者からは、
「栄養士さんや調理員さんたちが、なるべく現場に入って、子どもたちの食べる様子を実際に見ること、
話しを聞くことがとても大切だと思うが、新しいセンター方式ではどうなるのか?」
「本来は、学校毎に調理員さんがいて、学校内で調理をする自校方式が一番望ましい。
自校方式にするのは財政的に難しいのは分かるが、センター方式であっても自校方式の良さを活かす努力をして欲しい。その点はどうか?」
「民間委託によって業者任せにならないよう、食材の調達や調理の仕方など、市の職員が現場を把握することが大切だと思う」
などの質問や意見が出されました。
市の職員さんからは、
「センター方式になると現在3か所にそれぞれ配置されている栄養士が1か所に集まる形になるので、
今よりも栄養士が現場に行って、子どもたちの食べる様子を見たり、子どもたちと話をする機会が増えると思う」
「委託というと、民間丸投げの印象を持たれがちだが、献立の作成や食材の調達は市がおこなう。
栄養士は都から派遣されるが、市の職員も現場に関わって一緒にやっていくつもりである」
といった説明がありました。
後半は、参加者だけで自由に話し合いをしました。
「市の職員の方々から直接話が聞けたのはとても良かった。こういう場は重要だと思う」
「学校給食は、子どもたちに安全な食品を食べさせることを一番に考え、無農薬、無添加の食材に変えていけたら素晴らしい。
小さな自治体では、そうした取り組みをしているところもある」
「牛乳ひとつとっても、栄養価が高いのでぜひ飲ませたいという考えがある一方、日本人の体質や食文化には合わないという考えもある。
食に対する考えは多様なので、学校給食とお弁当持参と自由に選択できるようにするのがいいのではないか」
「1食200~300円で、これだけの食事を提供してもらえるのは、有り難いと思う」
「行事食や、郷土料理などの工夫がされていて、子どもも『今日は七夕の給食だったよ』などと言って喜んで帰ってくる」
「自分が子どもの頃は、まだ給食がなかった。時代も時代だったが、友達が持ってくるお弁当の中身には結構違いがあった。
毎日、前田のクラッカーしか持って来ない友達、学校前の駄菓子でコッペパンにジャムを塗ってもらって食べている友達もいた。
そういう意味では学校給食の役割もあるのかなと思う」
など、話はつきませんでした。
次回の市民のプラット・ホームは、2018年1月23日(火)午前10時~12時、
「受動喫煙」をテーマに、あきる野ルピアでおこなう予定です。
お気軽にご参加ください。 楽しくお話しましょう♪
またも手書きのチラシはこちら!(クリックで拡大)。
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