辻よし子と歩む会
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+ + + あきる野市議会議員辻よし子の議員活動報告 + + +

2017.3.16
予算審議が終わりました

辻よし子です。

昨日、2日間にわたる予算審議が終わりました。(あきる野市は、他の自治体と比べて審議日数が短く、見直しが必要だと感じています)
一問一答のやり取りの中で、どれだけ問題を浮き彫りに出来たか、わずかでも改善につながるような答弁を引き出せたのか、
これから落ち着いて自分の質問を振り返り、次につなげていきたいと思っています。

私が予算審議で取り上げた内容をいくつか紹介します。

①地方交付税が減らされる、とんでもない「トップランナー方式」

「トップランナー方式」というのは、国が、地方交付税を縮減するために考えた仕組みです。
地方交付税法では、「標準的条件を備えた地方団体」を前提に、地方交付税の算定をすることになっているのに、
「トップランナー方式」では、合理化の進んだ優等生自治体(トップランナー)を基準に算定するという、法の理念から逸脱したとんでもない方式です。

あきる野市ではどれだけの影響を受けているのか質問したところ、トップランナー方式の影響額がどれだけはっきり分からないが、
1700万円縮減されているとの答弁でした。(基準財政需要額)

平成29年度は、図書館、公民館、児童館などがトップランナー方式の対象とされていましたが、
現場などからの強い反対の声が上がり、とりあえず、対象からは外されました。

市として、国にはっきりとした反対の声を上げて欲しいこと、「トップランナー方式」の影響がどのように出ているのか、
きちんと検証する必要があること、などを述べました。

②ふるさと納税について

あきる野市は、ふるさと納税で入ってくる寄付金よりも税控除の減額の方が上回っている状況です。
以前から、自民党の議員を中心に、もっと頑張って寄付金を増やすよう、市にハッパをかける意見が目立ちました。
そして、今回の予算委員会の中でも複数の議員から、似たような意見が出されました。

そこで、私は、「税金の取り合いのようになっている、こんなおかしな競争に頑張らないで欲しい」と発言しました。
そして、先月、「返礼品による納税獲得競争からの離脱」を宣言した所沢市長の例を紹介しました。
しかし、一斉に冷ややかな視線が向けられ、
「とっくに自治体も競争の時代に入っているのだから頑張るのが当たり前」という批判的な意見が出されました。
この制度については、すでに多くの自治から疑問の声が上がっていますので、今後の動向を注視したいと思います。

③住民票のコンビニ交付について

あきる野市では来年度540万円をかけて、コンビニ交付の準備を始め、平成30年度から毎年830万円のランニングコストをかけて
コンビニ交付を始める計画です。確かに、住民票(他に、印鑑登録と課税・非課税証明)がコンビニで取得できれば便利かもしれません。
しかし、それができるのは、マイナンバーカードを持っている人だけです。
あきる野市のマイナンバーカードの交付率は約8%。
仮に10%にまで増え、その人たち全員がコンビニで交付したと仮定します。
そして、これまでの交付実績で計算すると、なんと1枚当たりの交付に使われる税金は約1200円!
その分を手数料に上乗せする予定はなく、むしろ干渉のために現在の手数料よりも安くする可能性があるとのこと。
そうなると、特定の人たちの便利さのために、1枚当たり1200円以上の税金を使うことになります。

私が、この試算をもとに反対の意見を述べると、他の議員からも「そんなに高いのか……」という驚きの声が漏れました。

国はマイナンバーカードを普及されるために、コンビニ交付制度を持ち出してきたとしか思えません。
なにしろ、平成31年までにコンビニ交付を始めないと、国からの補助金(2分の1)が出なくなってしまうのですから……。
まったくおかしな話です。

④その他

他にも、食品の放射能検査や職員の雇用のあり方などについて意見を述べました。

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また、特別会計では、下水道と土地区画整理事業について、まとまった意見を述べました。

下水道事業については、中期計画(アクションプラン)を立てるにあたって、庁内での調整について記録を残すこと、
市民や専門家を交えた検討委員会をつくることを要望し、YESの回答を得られたことは、大きな成果だと思います。
(当たり前と言えば当たり前なのですが、その当たり前のことがこれまで出来ていなかったのです)

土地区画整理事業については、市が「地権者の意向をていねいに聞く」と言いながら、
あまりにも性急に一方的に事業を進めているため、私の追及もかなり厳しいものになりました。

区画整理事業については、21名の議員のうち、反対9名、賛成11名という状況であるため、私以外にも8名の議員から、
それぞれの立場から質問や意見が出されました。

その中で、推進派の議員から、「市が一生懸命進めようとしている事業に対して、住民を説得するのが議員の仕事でしょ」
といった趣旨の批難がこちらに向けられたのにはびっくりしました。

議会の大切な役割は行政をチェックすることなのですが…。

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