辻よし子と歩む会
TOP プロフィール メッセージ 議員活動報告 市議会レポート くさしぎ 歩む会通信 歩む会へのお誘い お問い合わせ 辻よし子 on facebook

+ + + あきる野市議会議員辻よし子の議員活動報告 + + +

2022.09.23
9月議会初日が終わりました

辻よし子です。

9月議会初日が終わりました。
本日の審議では、補正予算について質問をして意見を述べました。その内のいくつかを報告します。

●マイナンバーカードの普及率と地方交付税を紐付けるのはおかしい。

土日祭日にマイナンバーカード申請を受け付けるための経費が計上されました。
マイナポイントに象徴されるように、国はマイナンバーカード普及のために湯水のように税金を使っています。
その上、政府は、カード普及率が高い自治体には来年度の交付税を上乗せするという方針までちらつかせています。

この件について、国から通知が来ていないかどうか質問しましたが、今ところ特に通知は来ていないようです。
私からは、「地方交付税の理念に反する政府の方針について、地方自治体からしっかりと反対の意見を上げて欲しい」と要望しました。

●国の小出しのコロナ対策に地方自治体は振り回されているのでは。

国保加入者がコロナで仕事を休んだ場合、その間の給与保障が出ることになっています(新型コロナウィルス感染症傷病手当金)。
あきる野市でこの制度を利用した件数は、2020年度1件、2021年度13件、2022年度(8/12現在)16件です。
当初予算では、1000円しか予算を組んでおらず(費目存置)、予備費を使っていたため、ここで約200万円の補正予算が計上されました。
昨年度もそれなりの実績があったのに、なぜ、当初予算を計上しなかったのか質問したところ、
国が3ヶ月毎に延長して繋いできた事業であるため、いつ事業が終わってしまうか分からなかったから、とのこと。
今回、12月まで事業が延長されることも、つい先週連絡があったそうです。
コロナ禍で2020年3月に始まった生活福祉資金の緊急貸出し制度も、延長に次ぐ延長で2年以上経ち、
結果的に非常にややこしい制度になりました。
国のお役人には、現場で業務を担う自治体職員のことをもっと考えて欲しいと思います。

●街路樹の剪定のための必要経費は当初予算にしっかり計上して欲しい

9月あるいは12月議会で、いつも大口で追加補正されるのが、街路樹の剪定委託料です。
昨年度は当初が2700万円、補正で3000万円。今年度は当初が2800万円、補正で2700万円。
歩道や中央分離帯の草は歩行者の安全上、そのまま伸ばしておくわけにはいきません。
また、街路樹の剪定が重要なことは、昨年度、道路上に突き出した枝によるトラックの破損事故で賠償責任が生じたことから
改めて認識させられました。さらに今後は、寿命を迎えた老木の伐採も必要になってきます。
道路管理の部署で街路樹の整備について計画を立て、財政担当では、必要な経費は当初予算でしっかり計上するように要望しました。

(補正予算は全員賛成して可決されました)


 <<< 前の記事      次の記事 >>> 


©copyright 2014- 辻よし子と歩む会, くさしぎ・草の根市議と市政を考える会