+ + + あきる野市議会議員辻よし子の議員活動報告 + + +
2020.05.05
【新型コロナ・緊急事態宣言 関連】 臨時議会の報告: 就学援助費における給食費
辻よし子です。
昨日、臨時議会が開かれ、コロナ対策に関わる補正予算と条例改正について審議されました。
また、臨時議会の前には、議員全員協議会(全協)が開かれ、市のコロナ対策の取り組みについて各担当から説明がありました。
これまで、市に要望していたコロナ対策のいくつかが実現することになりました。
①就学援助費における給食費について
経済的に余裕のない世帯の子どもたちのために、給食費や学用品代などを支給するのが、就学援助制度です。
コロナによる休校期間中は給食が無くなるため、就学援助費から給食費分が除かれることになりました。
就学援助制度としては致し方ないのかもしれませんが、制度を利用する世帯にとっては、
これまで無償で提供されていた給食が無くなるのですから、家計的に大へんです。
なんとかならないものか・・・と訴えていたところ、今回、就学援助利用世帯を対象に
1万円の支援金が支給されることになりました!
6月10日までに就学援助の申請をした世帯が対象になります。就学援助の対象でありながら、
制度を知らずに、あるいは自分の家は当てはまらないないだろうと思って申請されていない世帯が多いと思います
(他府県の調査で明らかになっています)。
就学援助制度の利用をお考えの方は、早めに市の窓口(教育総務課)へご相談ください。
1万円の支援金は、就学援助の対象になれば自動的に振り込まれます。
②紙媒体の情報発信
コロナに関する様々な支援策が出されていますが、インターネットを利用されない方には、ほとんど情報が伝わっていません。
そこで、もっと紙媒体の情報発信が必要ではないかと、前回の全協で提案しました。
市民からも、似た要望が市に届いていたようで、広報の臨時号が出されることになりました!
5月25日発行予定とのことです。
また、『国・東京都・あきる野市などにおける新型コロナウイルス感染症の対応・対策』
という40頁ほどの冊子も出来上がりました!
ただ、基本的にはHPからダウンロードするとして入手するとの説明だったため、
市役所に来た市民が自由にもらえるように、また、希望者には郵送するようにして欲しいと要望しました。
支援策のメニュー等はどんどん変わっていくので、紙媒体では対応仕切れないかもしれませんが、
改訂版や追加資料で補うなどの工夫をして、ぜひ、積極的に配布して欲しいと思います。
メディアでもいろいろ報道されている国からの1兆円の交付金ですが、あきる野市には約2億5千万円が交付される予定です
(まずは1兆円の7割を交付)。また、東京都からも2億5千万円の交付金があり、合計5億円の使い道がこれから決められていきます。
昨日の臨時議会で可決された補正予算で、東京都の補助金の内、約2千万円の使い道が決まりました。
就学援助世帯への支援金(約1千万円)の他、感染予防のための防護服や手袋等の購入(700万円)、
中小企業者向けの相談窓口業務への専門家派遣(150万円)等が含まれています。
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