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2015.10.30
新教育長の任命をめぐって

辻よし子です。
私にとって初めての議会(臨時議会)で、納得のいかない議案がありました。それは、新教育長の任命についての案件です。
今年(2015年)4月に、教育委員会制度が約60年ぶりに大きく変更されました。
これまでの教育長は、教育委員の中から選ばれていたのに対し、今回の新しい教育長は首長が議会の同意を得て、直接任命します。
また、従来の教育委員長と教育長が一本化されて、新教育長が教育委員会を代表することになります。これまでは、教育委員会が教育長の指揮監督権を持っていましたが、新しい制度では教育長が教育委員会の代表者の役割を兼ねることになるため、教育委員会が教育長を指揮監督する権限はなくなりました。すなわち、今回の改革では、教育長の権限がこれまでよりも強化されることになったわけです。

こうしたことから、議会が、教育長候補者の資質能力や的確性を確認するための同意権は、たいへん重要な意味を持っています。
この点については、新しい制度を検討した中央教育審議会でも取り上げられました。そして、平成26年7月17日に文部科学省から出された、法律の改正に関する通知の中では、
「教育長の任命の議会同意に際しては、新「教育長」の担う重要は職責に鑑み、新教育長の資質・能力を十全にチェックするため、例えば、候補者が所信表明を行った上で質疑を行うなど、丁寧な手続きを経ることが考えられる」
と書かれています。
実際に、時事通信によれば、今年4月1日時点で73市町村議会において新教育長候補者による所信表明が行われています。
こうした点から見ると、今回示された新教育長に関する説明はあまりに不十分で、同意するも同意しないも、責任を持って判断することができません。

そこで、市長に対して、
「なぜ、議会の場で新教育長候補者に所信表明をしてもらうか、あるいは、事前に所信表明を文章で示してもらうことができなかったか」
と質問しましたが、納得のいく回答は得られませんでした。
そのため仕方なく、「責任を持って判断できません」と書いて投票しました(反対票として数えられます)。

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