辻よし子と歩む会
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+ + + あきる野市議会議員辻よし子の議員活動報告 + + +

2015.10.20
一人会派としてスタート!

辻よし子です。
2015年10月4日に行われた市議会議員補欠選挙に1万票を超す市民の方々の支持を得て当選しました。

2011年3月11日の福島原発事故に衝撃を受け、「政治を人任せにしていてはいけない」という反省から、足元の政治である市議会へ挑戦することにしました。2013年6月の選挙では次点に終わりましたが、その後もずっと同じ思いで活動を続けてきました。
政治を一部の権力者から市民の手に取り戻すために、あくまで市民感覚で、政治の世界に挑みます!

ところで、議員になって最初に直面したのが「会派」の問題です。

市議会の中には、活動を共にするグループとして「会派」というものがあります。政党と会派は一致する場合もありますが、そうでない場合もあります。あきる野市議会では、公明党と共産党はそのまま会派と一致していますが、自民党は2つの会派に分かれています。また今回、民主党2名と無所属議員2名が一緒になって新しい会派を作りました。

私の場合は、今のところ一緒に活動できる議員がいないため、一匹オオカミ。それを「一人会派」と言います。会派名は、草の根市議の略称として、「くさしぎ」に決めました。

会派の人数が多いほど、議長や委員長などのポストが取りやすく、委員会の委員数も多くなり、発言力が強くなります。ある意味、当然のことかもしれませんが、その一方で、少数者の意見を尊重するのも民主主義です。
現在の議会の決め事では、私のような一人会派は、たとえ「会派」であっても、会派代表者会議のメンバーから外されています。また、議会運営委員会という重要な委員会にも入る資格がありません。
国会のような大所帯であれば、仕方がないのかもしれませんが、地方議会では一人会派の議員数もしれていますので、参加しても大きな支障にはならないはずです。
特に、7月からスタートした 「議会基本条例 」 では、一人でも会派を作ることができると明文化されています。また、議会改革の課題の一つとして、議会運営委員会における一人会派の扱いについて検討することになっています。

そこで、はじめて他の議員たちと顔を合わせた全員協議会で、「一人会派が会派代表者会議に参加できるようにして欲しい」という提案をしました。それに対して、「政務活動費は、議員ではなく会派に払うため、便宜上一人でも会派が作れるようにしているのであって、会派代表者会議は従来通り二人以上の会派であることを変更する必要はない。」「一人会派の一人が、いつもでも自分の意見を主張して譲らないと、議論は延々に続き、収拾がつかなくなる。だから、一人の参加は認めない方がいい」といった意見が出されました。途中で、「オブザーバーでも参加できるんだから、それでいいじゃないか」「早く、採決で決めてしまおう」というヤジまで飛びましたが、この日は結論が出ず、今後の検討課題となりました。

これから時間をかけて、一人会派でも他の会派と同じように会議で発言できるように、改革していきたいと思います。今のところ、毎回、オブザーバーとして参加し、許される範囲で発言しています。

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